喪主としてのお葬式だからこそ心穏やかに参加したい

様々な準備作業があると聞くと、喪主としての立場でお葬式に関わる行為には、忙しないものを想像してしまうものです。確かに慣れていない方にしてみれば、それが当然の状況と言えるでしょう。また、身内が亡くなって悲しみに暮れる中での作業なので、普段のように効率よく動くこともできずに、準備が捗らないことも多いです。しかし、こうした状況に陥るケースは少なく、実際には決断を下しさえすれば、あとは葬儀業者が動いてくれる世界でもあります。つまり、基本的には安心して喪主としての日々を過ごすことができると言えます。

そもそも喪主という立場だからこそ、準備に追われて忙しい時間を過ごしながらお葬式当日を迎えるのは避けたいものです。最後の別れを迎えるというときに騒々しい気持ちで過ごしていたのでは、あとあと後悔してしまう可能性もあります。そのため、喪主という責任ある立場でお葬式に関わるにしても、可能な限りは穏やかに過ごすということを、一つの目標として持っておきたいものです。無論、実際の準備においてどのような結果になるかは別の問題と言えますが、少なくともこうした意識を自分自身の中で持っておくことが重要です。また、自分自身の気持ちが落ち着いていることによって、些細なミスなども避けることができるでしょう。

お葬式の場では、例えばどうしても挨拶をしておかないと失礼になる方などが参列するケースもあります。このような行為にこそ、喪主である方々や遺族の方々は意識を向けておかないといけないので、そこに集中できる心境でお葬式本番を迎えたいものです。さらにお葬式のこと以外にも、家族の方々は考えるべきことがありますので、そちらにも意識を向けられるように心の余裕を持っておきましょう。

お葬式が終わったあとには納骨を行うため、お墓がなければお墓のことも考えないといけません。さらに納骨する日取り、つまりは四十九日法要の日取りや、そこに来てもらう方々なども決めなければなりません。また、自宅に関して言えば仏壇の用意が必要になるなど、様々な準備があります。こうしたことも故人や自分たちにとって非常に重要な行為なので、すべての事柄を滞りなく進めていくためにも、心の中に隙間を用意しておく意識がとても大切と言えます。どうしてもバタバタした状況になりがちですが、そのような心境の中で迎えるお葬式にはメリットと呼べるようなものがないため、自分自身を落ち着ける努力もしていくようにしましょう。