お葬式で喪主が果たすべき役割と準備作業

喪主という立場からお葬式にかかわる場合、ただ参列するだけのお葬式とはかかわり方も異なってきます。そのひとつに、全ての決定を下さなければならないということが挙げられます。喪主になった場合、お葬式をいつ行うかといったことから、その際にはどのような方々に連絡を入れ、どのような形式のお葬式にするかということも決めることとなります。これまでに参列したことのある親類縁者のお葬式などを思い出してもらえばわかりやすいのですが、そのようなお葬式に関しては自分自身が意見を言わなければならないということはありません。

つまり、そのお葬式の内容などは喪主になった方がすべてを決めるのです。奥さんが亡くなった場合には夫が、その逆の場合には妻が喪主を務め、さらにはお子さんが喪主を務めることもあります。いずれのケースであっても、喪主を務めるということは生きている人間の中で故人に最も近い人物ということになりますので、故人に代わってすべてを決めることになります。

もちろん、自由きままに決めればいいということではなく、金銭的な事情なども踏まえて最適な内容にしなければいけませんし、何よりも故人が喜ぶであろう内容にすることが大切です。やはり、お葬式は故人のために行うものなので、その点は大切にしておきたいものです。この役割だけはほかの人が果たすことはできませんが、アドバイスを求めることはできます。親戚などに相談しながら決める人は多いですし、故人のことを知っている方はほかにもたくさんいるはずです。それこそ会社関係の方々や友人のほうが思いをよく知っているという場合もありますので、このような方々にも相談してみましょう。

お葬式に参列して終わりならば特に深い考えは不要ですが、喪主という立場になったからにはこのような物事と向き合っていくこととなりますので、ある程度の覚悟はもっておくようにしましょう。もちろんお葬式は、最愛の方を失った直後に準備することになりますので、さまざまな場面で辛い部分もありますが、サポートしてくれる人もたくさんいますし、故人のために行う大切な作業なので、故人の意向に沿うように精一杯のことをするのが大切です。